中央区内で1月7日、14日、15日と交通死亡事故が立て続けに発生している。相模原警察署は特に二輪車による事故が増えているとして、注意を呼びかけている。
7日に発生した事故は緑が丘の信号のある交差点で、ごみ収集車と横断歩道を渡る自転車の側面衝突。自転車に乗っていた80歳の男性が死亡した。14日は下九沢の交差点で、右折する普通車と直進の二輪車による事故で、56歳の男性が死亡(図)。15日は清新にある一時停止付きの交差点で発生。普通車と二輪車が出会い頭に衝突し、16歳の男性が死亡した。
区内で昨年1年間に発生した交通死亡事故は5件(一昨年は1件)。そのうち4件は11月以降に発生しており、1月までの3カ月間で合計7件と急増傾向にある。同署交通第一課の福山大介さんは「こんなペースで発生しているのは初めてで他の署の例もない」と危険視している。
併せて、神奈川県内にある54の警察署の中で、今年に入って発生した二輪車による事故の件数は相模原警察署管内が19件と最悪で、昨年の同時期に対してすでに10件増加している。
同署は1月に死亡事故が頻発した原因を、緊急事態宣言によって公共交通機関を利用する人が減少し、運転に慣れていない人が自家用車を使うことが増えた可能性があると分析。福山さんは「ハンドルを握る人は常に緊張感を持って。みんなが交通ルールを守れば事故は発生しない」と事故防止を強く訴えた。
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