特殊詐欺を未然に防いだとして9日、セブン-イレブン相模原2丁目店に相模原警察署(森元博署長)から感謝状が贈られた。
同店の小関和代店長は1日、プリペイド型の電子マネー13万円分を購入しようとした80代の男性客の様子を不審に思ったスタッフの佐藤弘子さんから報告を受けた。小関店長は多額の支払いについて声をかけたが男性客は「大丈夫」と応じず、一度は電子マネーを購入。しかし、その後も店内の飲食スペースでスマートフォンを操作する男性客に「違ったら申し訳ないけど、警察に相談すべき」と根気よく声をかけ続けた。その結果、男性客は「実はおかしいと思っていた」と明かし、同店が110番通報。相模原署の調べで、男性客は偽の「3億円当選メール」を受け取っており、手数料という名目で電子マネーを騙し取る手口の詐欺であることが分かった。
森元署長は「一度お金を支払ってしまうとその後も騙し取られるケースもある。被害に遭う入口のところで止めていただきありがたい」と話し、小関店長に感謝状を手渡した。
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
|
|
アゴラ春号5月3日 |
|
|
|