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パラリンピック車いすテニス 大会後も共生社会実現へ 中澤吉裕監督

スポーツ

公開:2021年11月4日

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結団式で着用した日本代表のブレザーを着てサイン色紙を持つ中澤さん=10月26日
結団式で着用した日本代表のブレザーを着てサイン色紙を持つ中澤さん=10月26日

 東京パラリンピック車いすテニス競技で日本代表チームの監督を務めた中澤吉裕さん(51)=南区在住=は、10月26日に市役所を訪問した。

 車いすテニス競技は、男子シングルスで国枝慎吾選手が金、女子シングルスで上地結衣選手が銀、女子ダブルスの上地・大谷桃子ペアと、クアード(四肢麻痺。男女混合で実施)ダブルスの菅野浩二・諸石光照ペアが銅メダルに輝き、さらにそのほか4種目で入賞を果たした。

 中澤さんは、「世界的にレベルがすごく高くなってきている」と車いすテニスの現状について述べる一方で、東京パラリンピックが終わった後に、共生社会の実現に向けた機運が下がっていってしまうことを懸念し、障害のある子どもとない子ども、保護者や関係者らが、テニスや宿泊などを通じて、共感しあう場や機会を創出する取り組みの計画を語った。

 また、オランダなどの国では、バリアフリーのマインドが根づいていることを指摘し、取り組みを続けていくことでそれが自然なことになるという考えを述べた。

 本村市長は「相模原でも共生社会の実現をめざしているが、1年や2年で成し得る話ではない。いろいろな人が一緒に、普通に過ごせる環境を作っていけたら」と話し、意見を交わした。

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