さがみはら中央区 社会
公開日:2021.11.18
夢の舞台 出場の喜び語る
ブラインドサッカー・佐藤選手
東京パラリンピックで5人制サッカー(ブラインドサッカー)にゴールキーパーとして出場し、5位入賞を果たした佐藤大介選手が2日、本村賢太郎市長に結果報告を行った。
佐藤選手は南区在住で、ブラインドサッカーチームの「たまハッサーズ」に所属。ブラインドサッカーはゴールキーパー以外がアイマスクを装着した全盲の選手で、音の出るボールを使ってプレーする。佐藤選手は唯一「目が見える」立場であるゴールキーパーとして最後方からの的確な指示を送り、パラリンピック初出場のチームを見事5位に導いた。
佐藤選手は報告会で、「長い間めざしてきた夢の舞台なので、出場できてうれしい」と笑顔で話し、「全員で気持ちを一つにしてプレーでき、これまで支えてきてくれた人に恩返しができた結果。ワンチームとなって最後に勝利を挙げられてよかった」と感謝を表した。本村市長からブラインドサッカーの魅力を尋ねられた佐藤選手は、「目が見えているゴールキーパーから、ゴールを奪うプレーに注目してほしい」と返答。
本村市長は佐藤選手の活躍を称えて称讃の楯を贈呈し、「市としても共生社会をめざしている。これからも実現に向け協力してほしい」と要望した。
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