6月1日めどにスタート
相模原市は、子育て・若年世帯などによる中古住宅の購入に最大100万円、親世帯住宅の改修に最大60万円を支援する独自の事業をスタートする。現在、制度の要項を固めており、6月1日(水)の開始を見込んでいる。
事業は「子育て世帯等中古住宅購入・改修費補助事業(仮)」。補助対象は「中古住宅の購入」と「親世帯住宅の改修(子世帯との同居が条件)」の2通り。
中古購入は最大100万円
中古住宅は、市が人口密度の維持を図るため中心市街地・地域拠点・生活拠点として定めた「居住誘導区域」内にある物件を購入する場合が対象となり、まず50万円の基本額が補助される。
加えて、親と同居または近居で15万円、市外からの転入で20万円、市内企業勤務で15万円が加算され、合計最大100万円の補助が受けられる。
改修は最大60万円
親世帯住宅の改修は、「居住誘導区域」内で親世帯が所有し居住しており、子世帯と同居するために改修する住宅が対象。まず、20万円を上限に工事費の10分の1が基本額として補助される。
加えて、市外からの転入で20万円、市内企業勤務で15万円、地域産(津久井産)材利用で5万円が加算され、最大60万円の補助が受けられる。
条件は以下
補助対象者の必須条件は市の住民基本台帳に記録され、その住宅に5年以上住み続けること、市税などの滞納がないこと。また、「第一子を妊娠している39歳以下の世帯」「夫婦もしくはパートナーシップ宣誓者で2人とも39歳以下の世帯」「18歳以下の子を養育している世帯員で構成される世帯」のいずれかに該当することも条件。
事業は予算限度額に達し次第終了。詳細・問合せは市建築・住まい政策課【電話】042・769・9817。土日祝日は閉庁しているので注意を。
国の支援事業も
⼦育て世帯や若者夫婦世帯による⾼い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修などに対し補助金を交付する国の事業もある。条件により最大で新築100万円、リフォーム60万円の補助が受けられる。
詳しくは国土交通省「こどもみらい住宅支援事業」の公式サイト【URL】https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/を参照。
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