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さがみはら中央区 社会

公開日:2022.09.08

老人福祉センター
地域に親しまれ50年
記念パネル展示も

  • 【上】オープンを知らせる広報さがみはらの記事の一部【下】50年の歩みを振り返るパネル展

 老人福祉センター渓松園(緑区大島)が9月1日、設立50周年を迎えた。コロナ下に配慮し式典などは行わず、館内で「50年の歩みパネル展」や「大島小学校児童作品展」を、周年記念事業として開催している。

 同園は高齢者の健康増進や交流の場として1972(昭和47)年に開所。建物は元々、横浜市の水源を支える大島送水井(1934年築)だったが、役目を終えた同所を相模原市が買い取り、老人福祉施設として蘇らせた。市内在住の60歳以上の人なら入館料、施設内の浴室や機能回復訓練室、カラオケ付きの大集会室などの利用料も全て無料で、開所当時から話題に。その様子は当時の広報=写真=からもうかがえる。長年、地域の憩いの場として親しまれており、最も多い年で5万5258人(2016年度)が、昨年3月末までの累計で約199万人が利用している。15年以上勤務する小松美知子さんは「コロナで休園になったり、制限があったりしますが、まだまだ皆さんに利用していただけるよう努めたい」と話す。

愛され続ける施設に

 個人だけでなく、老人クラブやサークルでの利用も多いという同園。利用者の一人の井田信雄さん(67)は「毎日通い続けて6年。風呂あり遊びあり、自分の思う遊び心100%で充実した1日を過ごしています」と笑顔。サークル・健康になろう会の代表は「20年以上通っています。サークル活動を通して仲間と楽しく健康づくりに励んでいます。ありがとう」と感謝を述べた。

 荒井哲也所長は「支えていただいた市民の皆さまと設立50周年を祝うと共に、今後も末永く愛され続ける施設として新たなスタートを切りたい」と展望を語った。

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