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さがみはら中央区 社会

公開日:2022.09.29

愛されキャラ みんなでお祝い
寝具会社が誕生会

  • 誕生会の様子。左から東洋羽毛工業の永岩謙一社長、ピヨ丸、みっころ

  • みっころからプレゼントされたケーキ

  • ピヨ丸グッズの一部

淵野辺・東洋羽毛

 羽毛寝具の製造・販売をする「東洋羽毛工業」(中央区淵野辺)の公式キャラクター「ピヨ丸」の誕生日会が9月22日、本社社屋で行われ社員らがお祝いにかけつけた。

 ピヨ丸は1988年9月30日、社員が描いたイラストをもとに誕生した。同社の事業が羽毛を扱うことからデザインのベースは水鳥で、名前は公募により静岡県の高校生(当時)の案が採用されたそう。

営業に貢献

 「もうピヨ丸がいないと営業できません」。同社営業部販売促進課の萩原雅子さんはそう説明する。数多く展開する「ピヨ丸グッズ」が営業販売に大変貢献しているというのだ。

 日本で初めて羽毛ふとんの量産を始めたという同社は全国に39の営業拠点を持ち、およそ350人の営業スタッフが病院、官公庁などで「職域販売」を実施している。ピヨ丸はそもそも、「営業の際に会社の知名度を上げるために生まれた」と言われており、グッズは当時も今も「あいさつがわりの品」「購入特典」などとして重宝されている。

これまで1千種

 そのグッズはボールペン、タオル、クリアファイル、定規、バッグ、しゃもじ、トイレットペーパーなど多岐にわたる。季節ごとに新しいものを用意し、年間30から40種を発表。これまでおよそ1000種類のグッズを作ってきた。どれもかわいらしいアイテムで、営業スタッフによると顧客とのコミュニケーションにとても役立っているそう。萩原さんは「病院での職域販売をしていることから、看護師さんの間でピヨ丸は浸透しているようです。先日、個人的に病院にお世話になった際、つけていたピヨ丸のグッズに反応してくれた看護師さんがいて、とてもうれしかった」と笑顔を見せる。

SNSで発信

 誕生日に先立って企画された誕生会で多くの社員から祝福を受けたのは、そういった営業への貢献からピヨ丸が社内でも「愛される存在」になっている点が大きいようだ。当日は同社がSNSを通じて交流を育んできた東京・原宿にある洋菓子メーカー「コロンバン」のキャラ「原宿みっころ」を招く形で行われた。みっころがサプライズでケーキをプレゼントすると、ピヨ丸は全身で喜びを表現していた。この様子は今後、ピヨ丸、みっころのSNS上で公開される予定。萩原さんは「みんなでお祝いができて良かった。今後の活動も楽しみにしていてください」と話した。

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