特殊詐欺の被害を未然に阻止したとして、相模原警察署(秋本剛署長)は1月18日、城南信用金庫淵野辺支店(鹿沼台/元久裕介支店長)に勤務する則竹真梨子さんに感謝状を贈呈した。
昨年12月19日、市内在住の80代の女性宅に孫を装った電話があり、内容を信じた女性が午後1時30分ごろ同支店を訪問。300万円の定期預金を解約したい旨を伝えた。窓口で応対した則竹さんは、高齢者の高額出金であったことなどから、上司に報告の上、同署に通報。結果、詐欺被害を未然に防いだ。
18日は、同署の鈴木紀一生活安全担当次長らが同支店を訪問。則竹さんに感謝状を手渡した。
則竹さんは、「日頃から高額の引き落としや、振り込みの場合は、行員一同注意して業務にあたっている。被害を未然に防げて本当に良かった」と話し、鈴木次長は、「特殊詐欺の被害が増える中、こうした金融機関の皆さまの行動が被害防止の最後の砦になる」と感謝の意を示していた。