さがみはら中央区 社会
公開日：2023.02.09
あなたの地元にも！福祉の"かがやきびと"
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安西さん（左）と利用者さんが楽しくリハビリに励んでいます。
今回は、福祉の現場で働く人を紹介し、仕事やその人自身の魅力を伝えます。
（株）ファイブスター 安西 祐太さん
市内でリハビリ型や認知症対応型のデイサービスを運営する安西さん。はじめて立ち上げた中央区千代田にあるリハビリデイサービスオリオンには、「星のようにひかり、尖った人生を、いつまでも」という思いが込められています。
人生の目標を支える仕事
安西さんは理学療法士として、病院と訪問看護ステーションで勤務した後、オリオンを開所されました。「病院や訪問看護は、患者さんとしての治療が中心。僕は、その方自身の『治療の先の目標』が一番興味深く感じました。例えば『近所を散歩したい』『家族の結婚式に参加したい』という具体的な人生の目標を伺い、一人ひとりに寄り添うリハビリを提供したいと思ったんです。」と語る安西さん。興味を持ったことに挑戦し続ける熱意が窺えます。「身体機能の回復を目指しながら、その人らしく生活できるような手伝いができれば嬉しいです。」
困ったときはお互いさま
オリオンの開所は２０２０年４月。新型コロナウイルスが流行し始め、外出を控える動きが高まっていた頃です。「体と心の健康を保つためにも、散歩をするきっかけになればいいなと思って、図書室も開所しました。ＳＮＳで本の寄付を呼び掛けると、全国から数えきれない沢山の本が届いたんです。こんなにも広く助けてくれる人がいるんだと実感しました。」と語る安西さん。建物の前には、雑誌からマンガまで、幅広い本が並べられていました。
「僕自身がこの図書室を作る上で感じたように、利用者さんも地域の中で、困ったときはお互いに助け合えるような関係が大切だと思うんです。利用者さんがオリオンを卒業した後も、ここで行った体操を近所の方にレクチャーするなど、地域のつながり作りに活用いただけたら嬉しいですね。」と笑顔で語られました。
リハビリデイサービス
オリオン
【電話】０４２・７０７・９５８６
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（問）市社協総務課
【電話】０４２・７３０・３８８８
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