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渕野辺総合病院医療レポート【11】 内視鏡検査で早期発見 内科 瀬戸元子 医師
1954年に開院して以来、「地域の中核病院」として地元と歩みを共にする医療法人社団相和会・渕野辺総合病院。今回は、内科(消化器)の瀬戸元子医師に内視鏡検査の重要性について聞いた。
がんの治療や予防に
「消化器のがんを含む疾患の早期発見と予防に大きな役割を果たすのが内視鏡検査です」と瀬戸医師は説明する。
口または鼻から内視鏡を入れていく胃カメラは「胃が痛い」「吐き気がする」などの不調を訴える患者への検査が基本だが、検診での異常の精査でも行われる。胃がんや胃炎、ピロリ菌感染や胃ポリープ、逆流性食道炎などの病気が見つかることがある。ピロリ菌感染による胃炎の発見は、将来的な発がんリスクの低下にもつながるという。喉または鼻の麻酔を使用するが、人によっては苦痛が伴うことも。「医師や看護師が声かけをし、苦痛や不安が和らぐようにサポートしている」と話す。
大腸がんや大腸ポリープなどの発見に役立つ大腸カメラは、肛門から挿入し、大腸の一番奥にある盲腸まで進める。洗浄液(下剤)を飲む必要があるため、準備は長時間に及ぶ。
症状のないうちに
同院では、検査の準備や流れについて、事前に個別に詳しく説明しているという。
瀬戸医師は「胃がんや大腸がんは、早く見つけることが何より大切。症状のないうちから検査を受けることを勧める」と呼びかけた。
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医療法人社団相和会_渕野辺総合病院
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