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公開日:2023.02.16

動画で事故対応を啓発
自転車増受け 学生が制作

  • 完成した動画の1シーン

 市内を走行するサイクリストによる事故の増加に備え、市消防局はこのほど、近隣4大学に委託して「自転車事故対応プロセス普及啓発動画」を制作した。

 「東京2020オリンピック自転車ロードレース競技」「ツアー・オブ・ジャパン相模原ステージ」の開催を機に、相模原が練習の場に適した場所としてサイクリストに広く知られるようになり、市内を走行する人が増えた一方、自転車事故の増加が懸念されている。市消防局によると、サイクリストによる市内での事故はオリンピック開催後から飛躍的に増え、21年は7月の開催後の半年で5件、22年は年間で24件発生している。

 そうした中、地域の大学や企業、行政らが連携するまちづくり共同体「公益社団法人相模原・町田大学地域コンソーシアム」に、市消防局が動画の制作を委託。青山学院・相模女子・東京造形・和光の4大学の学生が制作に参加し、サイクリングの注意点や事故があった時に適切な対応を行うための心構えや手順を紹介する普及啓発動画が完成した。

 学生らが2月2日に市役所を訪れ、動画の報告会が行われた。青山学院大学はタイムリープで事故の悲惨さを訴え事前対策の必要性を、相模女子大学は「あじふらい」の頭文字で二次災害などの注意点を、東京造形大学は「自転車の魔神」が事前準備の大切さを紹介するユーモアのある動画を、和光大学はサイクリングに適さない服装での危険性を訴える動画をそれぞれ制作した。動画を視聴した本村賢太郎市長は、「オリンピックレガシーとして、市内サイクリストの増加はうれしいが事故の危険性もある。安全な走行意識の向上にこうした手づくりの動画は効果がある」と話した。

 動画は2月27日から市のHP、3月上旬から市役所や南・緑区役所など市関連施設のデジタルサイネージで放映するほか、市内にあるサイクルラックへ動画視聴用の二次元コードを貼ったり、5月に予定されるツアー・オブ・ジャパン相模原ステージの大型画面で配信したりする予定。

 動画の完成を受け、緑区橋本で自転車店を営み、自身もサイクリストである三浦茂雄さんは「若者がこうした啓発動画を作成するのは素晴らしい。私も自転車で転倒した際、頭を打ち大丈夫だと思って放置していたら、しばらくしてから麻痺が出た経験がある。事故後の適切な対応はとても大切」と話した。

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