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さがみはら中央区 教育

公開日:2023.05.25

稚鮎に「大きく育ってね」
園児が相模川に放流

  • バケツに入った鮎を川に放す園児と伊藤さん

 相模川の高田橋付近で5月18日、地元の園児らが稚鮎を放流した。

 鮎の生態や環境問題などについて子どもたちに考えてもらうことを目的に、相模川ふれあい科学館(水郷田名)が毎年企画しているイベント。稚鮎は神奈川県内水面漁業振興会が合計300尾を提供した。

 同館スタッフの伊藤寿茂さんによれば、相模川には天然の鮎が生息しているが、食用や釣りに人気が高いため、相模川から姿を消してしまう恐れもあるという。伊藤さんは「今は自然の再生力を手助けするために放流しているが、将来は放流が不要なほど増殖することが理想」と説明する。

 晴天に恵まれた当日、桑の実保育園、友愛保育園、田名幼稚園の園児が河川敷に集まり、放流の目的や注意点について同館スタッフから説明を受けた後、稚鮎を1匹ずつ相模川に放した。「大きくなってね」「ばいばい」と稚鮎に手を振る園児の姿も見られ、「小さくてかわいかった」「あっという間に泳いでいった」「楽しかった」などと感想を話した。

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