ふれあい科学館
リニューアルから10年
来場者400万人へ

魚のオブジェが来場者を迎える同館のエントランス

　淡水魚や両生類、水生昆虫などを飼育・展示している「相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら」（水郷田名）は、株式会社江ノ島マリンコーポレーションの指定管理によるリニューアルオープンから10年目の節目を迎えた。

14年に再スタート

　同館は、１９８７年11月に開館。当初は川の生き物や、川を利用する科学・技術を紹介する展示を中心としていた。２０１４年３月26日、人と川とのつながりや環境保護、人々の交流を促進するための機能を付加し、「相模川に集い、親しみ、楽しく学ぶ交流拠点」を掲げてリニューアルオープン。水族館としての機能をアピールするため、愛称「アクアリウムさがみはら」を加えて再スタートを切った。

　現在は、相模川とその周辺に生息する淡水魚を中心に、約１００種類の生き物を展示し、相模川の持つ魅力と豊かさを紹介している。来場者数はまもなく４００万人に達する見込みで、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれている。

　同社では「少しでも多くの来場者に喜んでもらいたい」と、さまざまな取り組みを企画。コイやアブラハヤ、ウグイなどの川魚に餌付け体験ができる「お魚にごはん」や、オリジナルの雑貨などを工作する「ものづくりワークショップ」など、独自の事業が人気を集めている。

　同館スタッフの小早川義彦さんは「指定管理のスタートから10年と、来場者数４００万人という節目を迎えられるのは来てくださる方々のおかげ」と感謝し、「これからも、お客様に楽しんでいただけるものを提供し続けたい」と意気込みを話した。

読者プレゼント

　今年、指定管理２期目の最終年度を迎えた同社は、日ごろの感謝の気持ちを込めて読者プレゼントを実施する。読者10組20人に抽選で、同館のペア招待券をプレゼント。希望者は、ハガキに「氏名・住所・年齢・電話番号・紙面の感想」を明記し、〒２５２-０２３９相模原市中央区中央２の６の４　タウンニュース相模原支社「ふれあい科学館」係へ。６月30日（金）必着（当選発表は発送をもってかえる）。