さがみはら中央区 社会
公開日：2023.09.21
啓発でオレンジ色に
総合相模更生病院
認知症への正しい理解、患者と家族への支援を広めようと「世界アルツハイマーデー（９月21日）」を控えた９月15日、区内小山の「総合相模更生病院」を認知症啓発のシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップするイベントが始まった。主催したのは「相模原市認知症地域支援・ケア向上ネットワーク会議」。
日没後の午後６時過ぎ、同病院の壁に向けられたライトが一斉に点灯すると、ゆっくりとオレンジ色に染まり、幻想的な雰囲気に包まれた。
同病院は２０２０年にもの忘れ外来を開設し、22年10月には相模原市の委託を受けて「認知症疾患医療センター」を開設した。
同センターの担当者は「認知症は身近なことだという理解が広まり、考えていただけるきっかけになるといい。開設から１年経ち体制も整ってきた。これからも地域の方々と一緒に認知症について考えていけるセンターを目指したい」と話している。
ライトアップは午後６時から８時まで。９月25日まで続けられる。同病院の所在地は中央区小山３４２９（ＪＲ横浜線 ｢相模原駅｣ 北口から徒歩１分）。
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