市立大野南中学校分校夜間学級(宮坂賀則校長)は9月29日、市立博物館で校外学習を行った。
夜間学級は義務教育未修了者や外国籍の人などの学びの場として公立中学校に付設される。市内では昨年4月に大野南中内に初めて開校した。現在は外国籍10人を含む合計27人の生徒が在籍している。
同校の校外学習は昨年の相模川ビレッジ若あゆに続く2回目。今年の遠足先には理科や社会など、授業内で学んでいる内容と繋がりがあることから、同館が選ばれた。
生徒たちは、閉館後の博物館で相模原の歴史や自然を見て回った。普段インターネットでしか見る機会のない古い看板や、大きなはく製に興味津々といった様子で、時には学芸員に詳しい説明を求める生徒も。またナイトプラネタリウムや天体観測も体験。あいにくの天気で肉眼で十五夜の月を見ることができなかったが、「夜の遠足」を楽しんだ。
校外学習を終えた生徒たちは「生まれも育ちも相模原なので、今の形になる過程を知ることができて良かった」「プラネタリウムを初めて見た。楽しかった」と笑顔で話した。
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