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さがみはら中央区 教育

公開日:2023.12.14

南大野小
ドローンの可能性学ぶ
災害救助を疑似体験

  • ドローンの動きを見守る児童ら

  • 避難指示を聞き箱から出る児童。奥に見えるのが本部

 相模原市立南大野小学校(高橋真美校長)で11月28日、ドローンを活用した災害救助を学ぶ「空とぶ出前授業」が行われた。主催は相模原ロータリークラブ(守屋又市会長)。同RCは昨年度、市内約70校の小学校でドローンの出前授業を開催した。その際に業務を請け負った株式会社グローバル・ウノが今回も協力。6年生約130人が参加し、クラスごとにドローンを使った災害救助を疑似体験した。

映像で被災者を捜索

 被災者役の生徒が民家を模した段ボール箱に隠れると、同社スタッフの操作するドローンが周辺を捜索。実況中継担当の進行のもと、発見担当がモニターに映る映像と赤外線映像から被災者がどこに隠れているのかを探し出した。ドローンから呼びかけ担当による避難指示放送が流れると、被災者は箱を出て避難所へ向かった。その後、大型のドローンが救援物資を模したカードを避難所まで送り届けた。

 避難指示が聞き取れずなかなか避難できなかったり、強風によって箱が飛ばされたりというハプニングもあったが、無事に避難し物資を受け取った被災者役の児童らは笑顔で本部に手を振った。

「人を救えると実感」

 参加した児童たちは体験後、「災害時に役に立つことがわかった」「ドローンで人を救えると実感した」などと感想を話し、ドローンの仕組みや機能について興味津々の様子でスタッフに積極的に質問していた。

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