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さがみはら中央区

公開日:2024.01.18

小学生から川柳募集
秀逸・前田さんに聞く

  • インタビューに応じる前田さん。実は川柳より絵の方が得意とか

  • 昨年12月に発行された「こどもタウンニュースさがみはら版・2023年12月号」で秀逸に選ばれた前田さんの作品

 タウンニュースは市内公立全小学校(義務教育学校含む)に小学生向けの媒体「こどもタウンニュースさがみはら版」を発行しています(現状年2回)。その中に子どもたちから寄せられた川柳を紹介するコーナーがあります。今回は昨年12月に発行したこどもタウンのそのコーナーで最も優れた作品に選ばれた、上鶴間小学校4年の前田琥太朗さんに話を聞きました。

はまるとうれしい

 前田さんは2年ほど前、あるテレビ番組で初めて「俳句」のことを知った。出演者による「辛口のコメント」が面白く興味を引かれていったとか。そのような中、学校で配布されたこどもタウンで、俳句に似た「川柳」を発見。「何となーく考えて」、よくできたと思ったものを一昨年の冬号に応募した。

 「怖がらず跳んでみせるぞつぎ6段」。選句をする水野タケシさん(本紙タケシの万能川柳担当)からの「がんばっていること」のお題に対し前田さんが詠んだ句だ。「紙面に掲載されて、みんなから『こた(前田さんの愛称)だ!こただ!』と言われてうれしかった」と前田さんは振り返る。その後、昨年夏号にも投句。「短い言葉で表現するのは難しいけど、ぴったりはまったときはとてもうれしい」とその魅力を話す。

 昨年末、学校の書写の先生から冬休みの宿題である書初めについて「書初めだ魂込めてがんばるぞ」と、クラスのみんなに五七五のメッセージがあった。前田さんはそれに対し「筆はじめ穂先ととのえ一呼吸」と自主的に「返句」をしたそうだ。普段から小学生向けの新聞に親しみ、関心をもったニュースを集めタブレット端末でプレゼンテーション書類を作っているという、好奇心と想像力にあふれる前田さん。ちなみに将来の夢は大好きな電車かバスの運転手になること。

1月末締切「春号」に掲載

 タウンニュースでは今春発行予定のこどもタウンで小学生のみんなからの川柳を募集しています。

 今回のお題は「ちょっと自慢したいこと」。例えば「川柳で友だち100人できました」(水野さん作)など。ハガキの方は住所、氏名、学校名と学年を明記の上、川柳を書いて〒252-0239相模原市中央区中央2の6の4タウンニュース「さがみっ子川柳」係りまで。メールの方は【メール】sagamihara@townnews.co.jpまで。締め切りは1月31日(水)です。「秀逸」(一番すごい!)に選ばれた小学生には水野さんからプレゼントがあります。

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