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3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している 古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵) 相模原市在住 30歳

公開:2024年3月14日

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落語の楽しさを身近に

 ○…「落語は想像させる芸なので、その場にないものを表現できる。自由度の高さが魅力」。約4年半の修行を経て、2020年に前座から二ツ目に昇進。「やっとお客さんの前で噺家として落語ができる」と喜んだ。若手のホープと注目され、3月2日には相模原市民会館で開催された寄席に登場し、会場を盛り上げた。現在は寄席や落語会での公演を主軸としながら、メディアにも出演するなど活躍の幅を広げている。

 ○…幼少期は内気な性格だったが、中学生の時に演劇を始めて人前に出ることの楽しさを知った。高校卒業後、「いろんな経験をして殻を破りたい」とアメリカへの留学を決意。「遠慮していてはやっていけない」という環境の中で、自分の意思を伝えることに慣れたが、「日本の文化について聞かれても、何も答えられない自分が恥ずかしかった」。日本の伝統文化に強い興味を抱くようになった。

 ○…時代劇を学ぶため俳優養成所に通っていた時、講師として訪れた落語家の芸に心を打たれ、すぐに入門を志願。前座として休みなく寄席に通う日々は「何でも新鮮で、がむしゃらに勉強するばかりだった」。二ツ目となった現在は「面白くなければ自分の責任」と気を引き締めて芸を磨く。得意とするのは怪談で、オリジナルの演目を作ることも。怖がらせるだけでなく、人情を織り交ぜ親しみやすく仕上げることがこだわりだ。

 ○…日々心がけているのは「理詰めで選択すること」。雰囲気に流されないよう、自分との対話を徹底する。古典的な芸の継承に力を注ぐ一方、「落語の間口を広げたい。普段落語に触れる機会がない若い世代にも、エンターテインメントとして楽しんでほしい」と夢を描いている。

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