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渕野辺総合病院医療レポート【19】 寄り添った治療を提案 泌尿器科(尿路結石治療センター) 師尾 繁孝 医師
1954年に開院して以来、「地域の中核病院」として地元と歩みを共にする医療法人社団相和会・渕野辺総合病院。今回は泌尿器科の師尾繁孝医師に、同院で行う尿路結石症の治療法などについて聞いた。
同院の泌尿器科で主に対象とする疾患は「前立腺肥大症」と「尿路結石症」。前立腺肥大症は高齢の男性に多く、頻尿や排尿困難の原因となる。尿路結石症は位置によって腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石に分類され、背中の強い痛みや血尿を引き起こす。
同院では尿路結石症の患者に対し、レーザーによる治療と衝撃波による治療の2種類を行っている。師尾医師によれば、両方の治療法に対応できる病院は市内で同院のみとのことである。
レーザー治療は麻酔を行うため施術中は痛みを伴わないが、入院が必要。衝撃波治療は外来で行い、その日のうちに帰宅できるが、施術中に多少の痛みを伴う。それぞれの特徴を患者に説明し、医師が結石の大きさや固さを考慮して提案した上で、患者の意向とすり合わせて治療法を決定する。「患者さんの考え方は一人一人違うので、納得してもらえるよう寄り添う姿勢を大切にしています」と師尾医師。
結石の発症を予防するためには、十分に水分をとることが重要だ。時間が経ってから再発するケースもあるため、定期的な検診を推奨している。師尾医師は「痛みなど気になる症状がある場合には、まずお近くのクリニックへ。結石と診断された方には、治療法をご提案します」と話す。
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