さがみはら市民健康づくり会議の会長として啓発活動に取り組む 川上 宏さん 緑区在住 70歳
「健康への関心を持ってほしい」
○…「実際に体験してもらい、何かに気づいてもらう場面をいっぱい作ることが大切。多くの人に来ていただきたい」。さがみはら市民健康づくり会議主催の『健康フェスタ』の開催にはそんな思いを込めている。子どもたちにも会場に足を運んでもらいたいと、今回はスタンプラリーの景品にガチャガチャを取り入れ、親子で楽しめる催しを手厚く企画した。
○…元々は相模原市の職員。医療・健康分野の部署を長年経験し、平成16年の同会議発足にも携わった。定年退職後は市スポーツ協会の常務を6年間務め、現在は宮上児童館の館長を務める。同会議の活動は一会員として取り組んできたが、昨年、NHKの体操指導者として知られる長野信一さんから会長職を引き継いだ。「前会長が偉大な方だったのでプレッシャーもあったが、せっかくの機会だから」と引き受けた。
○…中高生時代は野球と柔道に打ち込み、今ではソフトボールに卓球、ゴルフで汗を流す。「みんなの中でほんわかしてますよ」ともの優しい語り口調に柔和な笑顔。まとめ役として心がけているのは『細心にして大胆』。「細かいことを積み上げながら、いざとなったら躊躇なく決める。色々な人の意見を聞かないとダメ。とくに辛口な意見ほど吸収しなければいけない」
○…「私にとってちょうどいい仕事をいただいたと感じている」。少子高齢化や疾病構造の変化など市民の健康を取り巻く環境は大きく変化し、相模原市では昨年4月に健康づくり推進条例が施行された。現在の会員は25団体と10個人。「誰もが健やかに暮らせる社会づくりのためには、まずそれぞれが健康になること。健康に関心を持ってほしい」。これからも地道に訴えて続けていく。
|
|
|
|
|
|
「共にささえあい 生きる社会」相模原市は、全ての人が共に支えあって生きる共生社会の実現を目指しています。 https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/fukushi/1026641/1012901.html |
<PR>