西門商店街の事務用品販売業「菊屋浦上商事」(浦上裕生社長)で11月19日と20日、小山中学校2年生の生徒5人が職業体験した。文具や事務用品を通じて社会の仕組みを学び、職業人の熱意に触れた。
体験2日目は、中学生にとって身近な文具に関連したエピソードを浦上裕史会長が紹介。「消せるボールペンは消しても冷凍庫に入れると色が復活する」「貼ってはがせる付箋は不良品の使い道から生まれた商品」などと説明し、「商売はどこにヒントがあるかわからないもの。新しい商品が生まれると、みんなの生活も変わってくる」などと話した。生徒たちは感心した様子で聞き入り、「新しい視点の発見があり、文具に対する考えが変わった」などと話した。
浦上社長は「子どもたちに仕事のやりがい、地域の人達の情熱が伝わるといい。学生の考え方を知る貴重な機会である職業体験を積極的に受け入れていきたい」と話す。
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