市立作の口小学校(緑区下九沢)で11月16日、創立50周年を祝う記念事業「さくさく50祭」が開催された。地元企業の協力で校庭にキッチンカーやワークショップなど43店舗が出店。在校生や保護者、卒業生、近隣住民などが来場し、いつもと違う学校を楽しんだ。
節目を迎えるにあたり児童たちが考えた50周年のテーマは「スマイルバトンをつなごう未来もずっとえがおさくのくち」。保護者を中心に立ち上げられた「さくさく50祭実行委員会」では、地元のイベントが少なくなっている現状を踏まえ、子どもたちの思い出に残る楽しいイベントを開催しようと今回の祭りを企画。地域住民や卒業生によるボランティアも会場運営を担った。
午前中に行われた記念式典やバルーンリリースで児童たちの期待が高まる中、昼頃に祭りがスタート。子どもたちはクレープやオムライスなどをほおばったりキーホルダー作りに挑戦したりと楽しそうに過ごしていた。6年生の児童たちは「バルーンリリースがめっちゃきれいだった」「お店の数がいっぱいあってびっくり」と笑顔で感想を話した。松本克明実行委員長は「大人になった時に思い出して、次の世代につないでいってほしい」とコメント。齋藤嘉一校長は「作の口小は雄大な山並と高層ビル群が見えるとてもいい環境。将来も相模原を好きでいてほしい」と話した。
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