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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.06.05

相模原市
JA相模原市と包括協定
農業の力で地域課題解決

  • 協定書を手にする落合代表理事組合長と本村市長

 相模原市は5月14日、農業振興などに関する包括連携協定を相模原市農業協同組合(JA相模原市)と締結した。両者が連携することで、さまざまな地域課題に対し、組合員のネットワークや相模原の農業を生かした取り組みを展開する。

 JA相模原市はこれまで、災害時に人や資機材を提供する「防災協力事業所制度」に登録するなど、分野別に市と連携を行ってきた。今回の包括連携協定によって、分野や部署を越えた円滑な連携ができるようになる。

 今後は新たに、市が昨年度立ち上げた「街ぐるみ減塩プロジェクト」への協力を検討している。相模原市は循環器疾患(脳血管疾患・心疾患)を原因とする標準化死亡比が神奈川県の中で比較的高いため、連携によって市民の健康に貢献したい考え。

 この他、銀河連邦共和国に加盟する他自治体のJAとの連携による農業・地域活性化や市政情報の発信、デジタル地域通貨「まちのコイン」の導入も検討している。学校給食への地場農産物の提供や、認知症の知識を深める普及啓発活動などの取り組みも強化する。

 協定締結式には本村賢太郎市長と落合幸男代表理事組合長らが出席した。本村市長は「一緒にワクワクする相模原を作りましょう」と話した。

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