さがみはら中央区 スポーツ
公開日:2025.07.03
仲間がいたから戦えた
佐藤茂さん(横浜商大高校卒 67歳)
1974年に横浜第一商業学校(現在の横浜商科大学高校)に入学した佐藤茂さん。当時の神奈川は激戦区だった。「東海大相模には原辰徳と村中秀人、法政二高には佐相眞澄がいた」と当時を振り返る。ともに幼馴染で小学生時代から試合をしていたという。
部員は先生よりも早く登校し練習の準備をするのが日課。休みは夏の大会に負けた翌日と正月の年に4日だけだったという。それでも夏の大会のベンチ入りを全員で争い、切磋琢磨し合った。
佐藤さんは打撃センスが認められ、1年時からベンチ入りを果たし、3年時にはキャプテンを務めた。優れたプレーが故に嫉妬の対象となり「先輩からのしごきはすごかったよ」と苦笑いしながら話した。入部時約40人いた同級生は卒業するころには15人ほどになっていた。つらい練習の日々でも部を「辞める」という選択は全くなかったという。「相模原市の群雄が活躍する中で自分だけ辞めるなんてことは考えられなかった」という。
最後の夏の大会で初めて背番号をもらった同級生と下校時に甘味処で「喜びを分かち合った」。厳しい練習の思い出の中にある高校生らしい青春のエピソードを嬉しそうに語った。
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