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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.07.19

上溝地区老人クラブ
活性化の鍵は「合同」
会員減歯止めへ

  • 6月に催された合同カラオケ大会も40人ほどが集まり盛り上がりを見せた

 会員減少が続く老人クラブを活気付け輪を広げようと、上溝の9つのクラブから成る上溝地区老人クラブ連合会(新田恭一郎会長)がレング会の下部組織となる地域クラブの枠組みを超えた交流に力を注いでいる。

 「みんな同じ上溝の人」。そう話す新田会長が「合同」という言葉をキーワードに活性化を主導する。同連合会の会員数はピーク時の2007年には1033人だったが、今年6月時点では468人にまで減った。

 こうした状況に歯止めをかけようと始まった取り組みが「合同企画」。単位クラブの垣根を取り払い、カラオケ大会やグラウンドゴルフ大会を催してきた。6月末に企画されたカラオケ大会には5つのクラブから40人ほどが参加。朝からマイクを握り、演歌を中心に1人2曲ずつ自慢の歌声を響かせた。歌詞を上溝の地名に変えて歌うなど会場は大盛り上がり。地区の異なる参加者同士の会話も進み、親睦を深めた。

 新田会長は「地域の枠組みを取り払うことで、同じ企画でもマンネリを打破できる。新たな交流も生まれる機会になる。地域に老人会がない所もある。そうした地域の人にも声をかけていきたい」と話す。クラブの活動に興味がある人は新田会長【電話】042・733・4417へ。

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