さがみはら中央区 人物風土記
公開日:2025.07.31
子ども主体の「もこもこまるしぇ」を発案し8月3日に初開催する
柿本 あやさん
千代田在住 43歳
大人が楽しみになるように
○…「子どもたちに将来への希望を持ってほしい」。得意なことを見つけたり、社会の仕組みを経験したりしてもらおうと、商品の製作から広報、販売までを子どもが主体的に行うマルシェを開催する。「やりたいことがない自分がダメだと思っている子どもがいる。でもいいところは絶対ある」と断言する。社会人になることが楽しく、怖くなくなるようにと切に願う。
○…「子どもの頃、大人になるのが楽しみじゃなかった。責任を負わされ、自由じゃなくなる、何かを捨てる感覚だった」。自動車販売の仕事をしていた父の働き方を見てそう感じていたが、自身が子どもを育てる立場となり、大人である価値に気づいた。「娘の学校で色んな子どもの表情や成長を見た。これは自分が大人になったから見ることができている景色だと思った」
○…小学5年生の母。たった一人の我が子の抱っこや授乳、おむつ替えなどは一つひとつが貴重で、「最初のうちは毎回(感動で)泣いていた。全てに全力投球」。それゆえに怖くて子離れができなかった。「他の親には、早いうちから子どもに色んな体験をさせてほしい。親にも子どもと一緒に成長してほしい」。「もこもこまるしぇ」の名前は「親も子も」という音に由来している。
○…化粧品会社やヘルスケアに関係する職場に勤めていたが、42歳でドライヘッドマッサージ店を開業。「40歳は健康寿命の半分。考えていることを形にしたいと思った」。マルシェの開催もやりたかったことの一つ。人と対話ができるマルシェに魅了されたが、前職では思うように実施できなかった。「誰にも指図されずにやりたいことをやり、ワクワクだけ集めていきたい」
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