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さがみはら中央区 教育

公開日:2025.08.28

高校生活を疑似体験
麻布大附属が学校公開

  • 教員の指導のもと実験を行う参加者

 淵野辺の麻布大学附属高等学校で8月22・23日に恒例のオープンスクールが開かれた。2日間で市内外から中学生約5千人が訪れ、毎年好評の個性的な体験授業や部活動見学、食堂開放などを通して高校生活のイメージを膨らませた。

高3の実験に挑戦

 今年の体験授業は「ちいかわを『読む』(国語)」、「小学生からきざむ 脳ミソのシワ(総合講座)」など教科別に全7講座が行われた。

 「フルーツ香料ラボ 〜実験で化学の秘密を探る〜(理科)」では、高3の内容という人工香料づくりを実施。参加者は同校の教員と生徒のサポートのもと、ガスバーナーで水を加熱したり液体を試験管に入れたりする作業を行い、最後は出来上がった強い香りに驚きの声を上げていた。

 川崎市から訪れたという中学3年生の生徒は「身近にある匂いの作り方を知ることができて楽しかったし、その中でさらに気になったこともあった。先生や高校生もみんな優しくいい人たちだった」と話していた。

 授業を担当した教師は「身近な内容で、結果や手順がわかりやすい実験を選んだ。コミュニケーションを取りながら進められることが実験の醍醐味の一つ。最初は慣れない環境で緊張している様子だったが、打ち解けて楽しんでくれていたのでよかった」と振り返った。

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