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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.10.02

最適カラー眼鏡で働きやすく
(株)オープンアップウィズ

  • (左から)同社の有本さん、倉持さん、佐藤さやかさん(写真上)/導入されたイノチグラス(写真下)

 障害者雇用を推進し、事務代行やフラワーアレンジメント事業などを展開する株式会社オープンアップウィズ(本社:南橋本)がこのほど、社員の眼精疲労の軽減に向けた新たな取り組みを始めた。株式会社Innochi(大分県)が開発・販売する「イノチグラス」を導入し、労働環境の改善を目指している。

 「従業員が日本で一番働きやすい会社になる」をミッションに掲げる同社は、386人の社員のうち307人に障害がある。「障害がある社員の日々の働きやすさを追求している」と広報担当の有本瑞帆さん。その効果は離職率の低さに表れており、前事業年度は6%だったという。

 今回導入された「イノチグラス」は、利用者それぞれの特性に合わせたカラーレンズを使用することで見えづらさなどを軽減し、集中力の向上を見込めるというメガネ。同社代表取締役の大濱徹さんも日常的に使用しており、「社員のパフォーマンス向上につながるなら」と導入の実証実験が開始された。

 実際に眼鏡を使用している倉持彩子さんは「目の動きだけでパソコン作業ができるようになった。姿勢がよくなり首回りが軽くなった」と効果を実感している。3カ月の実証実験を終えたのち、社内での導入の検討に入るという。

 同社はほかにも、リモートワーク環境の充実や能力に合わせた業務分担など、障害があっても無理せず働くことができる環境づくりに尽力している。

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