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さがみはら中央区 文化

公開日:2025.10.16

共和中
地元表す作品作り
和菓子サンプル店頭に

  • 作品を作った5人の生徒(左)と展示中の5作品(右)

 市立共和中学校の3年生が制作した和菓子のサンプルが現在、「宝来堂 伊藤製菓舗」(淵野辺)で展示されている。「相模原らしい」「おいしそう」「売っていたら食べてみたい」の3部門を基準に行われた校内投票で上位に選ばれた5作品が並ぶ。10月24日(金)まで。

 修学旅行で京都・奈良を訪れて和文化に触れた生徒が、日本の四季と地元の魅力を作品で再現したもの。美術科の授業の一環として制作された。同校美術科教諭・竹内美穂さんの「美術の力で社会に働きかけができることを知ってほしい」という思いから、地域の商店での展示に至った。

 相模湖と桜の花びらがモチーフの「桜湖」を作った山本弥釉さんは「透明な粘土をペンで塗って澄んだ湖を表現した」と話す。「星明かりの八仙花」を作った中村翠星さんは小豆の柔らかさを「挨拶を通じて感じた地域の温かさ」に重ねた。どの作品も、サンプルでありながらも実際の食品を想定して材料や中身が考えられている。

 作品はGLP ALFALINK相模原(田名)で24日(金)〜26日(日)に開催される「造形『さがみ風っ子展』」でも展示される(初日は他の生徒の作品のみ)。

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