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さがみはら中央区・緑区 社会

公開日:2026.10.08

しろやまふれんず 学生が地域で存在感 活性化に大きな役割

  • プロジェクトメンバーの(左から)川村さん、八木さん、上山さん、志村代表

    プロジェクトメンバーの(左から)川村さん、八木さん、上山さん、志村代表

 緑区の城山地区で、地域活動に参加する法政大学多摩キャンパス(町田市)の学生プロジェクト「しろやまふれんず」が存在感を示している。地域の住民からは「デジタル分野など地域の弱みで力を発揮してくれている。今や欠かせない存在」と頼りにされ、学生の若い力が地域の活性化と交流の促進に大きな役割を果たしている。

 同プロジェクトは、2023年5月に結成。コロナ禍で休止してしまった学生団体の活動を発展させる形で始まった。8人でスタートし、現在は1〜4年までの59人が活動に参加する。

 プロジェクトの主な活動は「教育・福祉・観光」の3分野。特に観光分野では、8月のみんなの津久井湖夏祭りの実行委員会の一員として運営に携わり、地区内を周遊するイーバイクツアーには学生ガイドとして参画。教育では、広田小との統合を控えた湘南小のラストイヤー企画、小学生と調理を行う「はじまり食堂」の運営、福祉では、公民館でのモルック大会で多世代交流を支えている。

「帰りたくなる」

 城山観光協会が特産品として昨年、販売開始した梅ジャムの商品ラベルのデザインにも携わった。梅のもぎ取りやジャムの試食会などに参加して完成させた。デザインした八木佳奈子さんは「ラベルは売り上げを左右するのでいろいろと考え、色づかいや色合い、文字が見やすくなるように意識した。地域の魅力発信に貢献できてうれしい」と話す。

 活動に携わるメンバーの地域への思いは強い。代表の志村和紀さんは「気さくに声を掛けてくれる地域の人たちは親戚のおじさんのよう」と語る。上山はるかさんは「活動を通じて自分の地元では得られない経験ができている」と話す。

 今後はプロジェクト内での世代交代や引き継ぎに課題を残す。3年の川村英慈さんは、「城山は地域の祭りの運営に学生を入れてくれる温かい地域。卒業しても帰りたくなる場所だと思う」としつつ、「卒業してつながりが失われるのは寂しい。代が変わっても自立循環できる組織にしたい」と今後を見据える。

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