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さがみはら中央区・緑区 教育

公開日:2026.10.08

中央小 貴重な布団もSDGs 東洋羽毛が出前授業

  • 羽毛の重さを量る児童

    羽毛の重さを量る児童

 市立中央小学校(中央区富士見)で9月30日、羽毛のリサイクルに関する出前授業が3年生79人を対象に行われた。SDGsについての学びを深める授業で、実際に羽毛を触りながら再生利用される仕組みの大切さなどを学んだ。

 講師を務めたのは、中央区淵野辺に本社を構え、羽毛布団の製造販売などを行っている東洋羽毛工業株式会社の社員。同社が2019年から実施している羽毛のリサイクル事業「TUK Link Project」の内容を中心に授業を展開した。

 同社の社員はまず、布団に使用される水鳥の羽毛は、食肉生産の副産物として出たものを利用している「環境にやさしい素材」であることを児童に説明。近年は世界的な羽毛原料の不足により、貴重な資源であることを伝えた。そのような中で昨年、市内で廃棄され焼却される予定だった羽毛布団約10トンを同社が引き取り、再生利用することで二酸化炭素の排出量削減に貢献していることを映像などを交えながら説明した。実際に羽毛を触る時間では、その軽さに驚きながらも「あったかい」「フワフワして気持ちいい」などの感想が上がっていた。

 授業を受けた児童は「貴重な羽毛を捨てるのではなくリサイクルして環境問題の解決に貢献していることを学べた。お母さんにも捨てないでと伝える」と話した。同社として初の出前授業を担当した事業開発部の橋本定雄部長は「真剣に聞いてよく理解してくれていた。リサイクルすればまだ使えるということを覚えてもらえたら」とコメントした。

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