相模原市(旧津久井町)の出身で、1890年の第1回総選挙から25回続けて衆議院議員に当選し、「議会政治の父」と呼ばれた尾崎咢堂(本名・行雄)。その咢堂を育てた父・行正にもスポットをあてた展示が相武台公民館で開催されている。地元の郷土史家の涌田佑さん(89)が調べた資料約140点と写真約80点を分かりやすく展示。同公民館によれば、行正の資料展示は県内で初の試みだという。
行正は幕末に倒幕派の志士として活動。戊辰戦争では会津攻めに参戦し、明治維新政府では勧業課長に就いた。今回の資料展では、行正の直筆文書など秘蔵品が公開されているほか、どのように咢堂を鍛えたのかなど涌田さん手書きの資料が部屋一面を埋めている。
展示は1月11日(木)までだが1月3日(水)までは休館。6日(土)午後1時からは、涌田さんが親子のエピソードなどを語るギャラリートークも予定されている。問合せは同公民館【電話】046・256・3700へ。
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