戻る

中原区 トップニュース社会

公開日:2026.05.08

消防団関係者 応急救護団体を発足 地域で防災訓練などに参加

  • 資格保有者らがそろうメンバー

    資格保有者らがそろうメンバー

 地域の安全向上に向けた応急救護の普及・啓発を目指すボランティア団体「MIMOZA(ミモザ)・エイド」(三上能樹代表)が4月1日に発足した。4月2日、19日には、最初の活動として、子育てサロンで親子向けの心肺蘇生訓練を実施。消防団OBや現役の女性消防団員で構成され、人口増加が続く中原区内で高まる応急救護訓練の需要に対し、その知識や技術を伝える活動を行っていく。

 高層マンションが増え、人口増加が続いている中原区。いつ起こるか分からない大地震等への備えの意識が強まる中、町内会や自治会、管理組合で行われる防災訓練や、中原消防署で開かれる応急救護訓練の需要が高まっている。一方で、訓練の指導役を務める川崎市消防防災指導公社、消防団も人的資源に限りがあり、対応しきれないケースが増えているという。そこで、立ち上がったのが「MIMOZA・エイド」だ。

 同団体は、中原消防団前団長の三上代表をはじめ、元消防団員や現役の女性消防団員9人で結成。メンバーは、応急手当指導員や、同普及員の資格を持つ。消防団関係者がこうした応急救護の団体を立ち上げるのは市内初だという。三上代表は「訓練や受講を希望する人たちを取りこぼさないようにしたいと、この団体を立ち上げた。いざというときに困らないよう、我々の知識や技術が少しでも役に立てば」と抱負を語る。

希望者のニーズに応え

 同団体が指導するのは、心肺蘇生や、三角巾の使用法、簡易担架搬送訓練、AEDの使用法、身近なものを使った応急処置法など。所有する人形やAEDを使用しながら、防災指導公社の講習にのっとって実施していく方針だ。

 4月2日には丸子地区の子育てサロンで、結成最初の活動として、乳幼児向けの心肺蘇生、異物除去の訓練を親子向けに実施。19日にも、同地区のマンションで行われた子育てサロンで訓練を実施した。両日とも、自前の人形を使って胸骨圧迫や、気道確保などの説明をしながらデモンストレーションを行い、参加者も実際に体験した。講師を務めた同団体のメンバーは「参加された方からの質問が多く、興味、関心が高いということを感じた。皆さんの反応が良くてよかった」と活動を振り返る。

 すでに小学校での講習の依頼を受けており、今後は中原区内を中心に活動していく予定だ。地域からの希望があれば応ええていきたいという。三上代表は「資格を取る前に、まずはやってみたいという希望があれば、その入り口として対応していきたい。地域の人たちに応急救護のことをもっと知ってもらえれば」と話した。

中原区 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

中原区 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

中原区 トップニュースの新着記事

中原区 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS