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公開日:2026.05.07

戸塚さん、小谷さん母校へ 冬季五輪報告、後輩にエール

  • 生徒とタッチしながら退場する戸塚選手

    生徒とタッチしながら退場する戸塚選手

  • 児童に逆境を乗り越える方法を語る小谷選手

    児童に逆境を乗り越える方法を語る小谷選手

  • 抱負を語る岩佐選手

    抱負を語る岩佐選手

 今年2月にイタリアで開催された「ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック」に出場した相模原ゆかりの選手の出場報告会が4月23日、相模原市主催で開催された。そのような中スノーボードハーフパイプ男子で金メダルを獲得した戸塚優斗選手とカーリング女子8位の小谷優奈選手はそれぞれ区内にある母校を訪問。五輪への思いを語り、後輩たちへエールを送った。

高校生活楽しんで

 2020年に光明学園相模原高等学校(南区当麻)を卒業した戸塚選手は23日、4年ぶりに同校を訪問した。体育館へ入場すると、事前に知らされていなかった生徒たちから大きな歓声と拍手が沸いた。

 在学中、当時1年生で平昌五輪へ出場。決勝で転倒し棄権した過去がある。当時、その決勝の様子を同校の体育館で中継し、友人たちが見守っていた。戸塚選手は「1回目のオリンピックはここで皆が応援してくれる中で自分の滑りができなかった。そこから何度も何度もトライして失敗してというのを繰り返した」と振り返った。

 生徒から「突き動かす原動力は何か」との質問に「金メダルをとると、小さい頃に決めたことなので、どれだけ失敗しても新しく挑戦していくという気持ちを心に持ってやってきた」と語った。

 戸塚選手は「朝学校へ行って友達と喋って帰ってというあの何気ない生活が一番楽しかった。皆さんも高校生活を楽しんで、卒業してもやりたいことに向けて挑戦を続けてもらいたい」と後輩へメッセージを送った。

救った3つの言葉

 小谷選手は4月24日、母校の桜台小学校(南区相模台)に凱旋。同校4年生から6年生児童を対象に「逆境を力に変えるには」というテーマで講演した。

 オリンピック出場を目指した10年について「毎日完璧に練習やトレーニングはできなかった。疲れていたり、身体の調子が悪かったりしたときは休んでメリハリをつけることで目標に近づけた」と語った。

 また昨年末、オリンピック出場をかけた世界最終予選では練習が上手くいかずスランプに。「このままじゃ投げられない」と自信を無くしたこともあった。スランプを乗り越えたきっかけについて「チームメイトに不安を話したことで気持ちが楽になった。自分を信じる、仲間を信じる、結果が出ると信じるの3つを合言葉にしている。例えどれか1つかけてもあとの2つで補える」と力説した。

 その後、質疑応答や花束贈呈などで児童との交流を深め小谷選手は「気持ちが届いたと実感できた」と手応えを話した。

* * *

銀アリへ感謝

 相模原市が23日に産業会館で開催した出場報告会には戸塚選手、小谷選手に加え、スピードスケートショートトラック男子5000mリレー7位入賞の岩佐暖選手が参加した。

 きらぼし銀行所属の岩佐選手は、5歳から20年間、市内の銀河アリーナ(中央区弥栄)を拠点に活動。「ここで育ててもらったことが今につながっている」と語り、麻溝公園(南区麻溝台)などでの陸上トレーニングも「辛くも楽しかった思い出」と振り返った。

 次なる目標に国際大会での個人メダル獲得を掲げる岩佐選手は「好きなことを続けていけば、その先に夢が見えてくる。諦めずに続けることが大切」とエールを送った。

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