さがみはら南区版 掲載号:2018年5月24日号
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保護司として藍綬褒章(らんじゅほうしょう)を受章した 小川 みのりさん 相模台在 77歳

寄り添い 支えて21年

 〇…保護司として21年にわたり地域で活動。その功績が認められ、この春、藍綬褒章を受章した。保護司とは犯罪を起こした人たちが、地域社会で立ち直れるように支援する更生ボランティア。保護観察処分になった対象者や親を自宅に招き、助言や指導を行ってきた。これまでにも数多くの賞を受けてきたが「褒められるために保護司をしてきたわけではない。でも、人生で一度くらいはあってもいい経験でした」と明るく笑う。

 〇…12人兄弟の末っ子。長男との年齢差はなんと24歳。大家族で育った影響か、人の行為や行動に幼少期から関心が強かった。「家の中が『1つの社会』のようなものだったから、12人分の生き方の勉強をしてきた気がする」という。そこで形作られたぶれない性格と豊かな人生経験は、保護司の活動に役立っているようだ。

 〇…今年で結婚50周年。「先生のような存在」の夫と月に一度伊豆に旅行へいき、ゴルフは自分たちのペースでハーフラウンドを楽しむ。2人の息子、3人の孫に恵まれ「夏になると家族総出で自宅の庭でバーベキューをするのが恒例なんです」とほほ笑む。6月には家族が受章のお祝いパーティーを開いてくれるそう。それが今から楽しみだ。

 〇…保護司になるためには推薦と社会的信頼が必要。さらに活動内容も多岐にわたり、ハードルが高いイメージがある。そのため「担い手不足」が全国的な課題だ。9月に年齢による退任を迎えるが、活動を通して「向上心が芽生え、感性が磨かれた」と話す。また、担当した対象者から年賀状や結婚を報告する便りが来ることも。「大変なことも多いですが、やりがいも喜びも感じられる活動。一人でも多くの人に『保護司』に関心を持ってほしい」といきいきとした笑顔で語った。

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