市立桜台小学校内に開設され、ほぼ毎月新たな展示で同校児童や近隣住民らの目を楽しませている桜台美術館。令和となって最初の一般公開が、5月19日(日)に行われる。
104回目となる今回は、区内相南在住の作家・野口幸子さん=写真=による「押絵作品展」。押絵とは、型抜き済みのボール紙を和紙や布でくるみ、貼り重ねてふっくらとした立体的な絵を作るもの。野口さんの作品は、古い着物や端切れなどの柄を活かして、江戸時代の庶民の姿や歌舞伎の一場面などが描かれている。
展示作品は約40点。開館時間は午前10時から午後3時で入場無料。駐車場がないため、来場は公共交通機関の利用を。行き方は同小学校ホームページに記載されている。