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カプセル回収 「相豪」も協力 過酷な日々 多方面で支援

社会

公開:2021年3月18日

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 市立博物館で12日に行われた、はやぶさ2のカプセル公開では、JAXA関係者による帰還報告が行われ、回収に向けて多方面で協力した相模原市、南豪州政府への感謝が示された。

 カプセルの着地予定地である豪州・ウーメラ地区に日本から派遣された回収隊は、4カ所の宿舎から11カ所の観測地点までを毎日50〜150Kmかけて、ほとんど未舗装の道路を車で通勤。南半球である現地は夏季のため、ときに最高気温は45度を超える暑さに見舞われた。最大の危機は新型コロナウイルス感染症拡大によるロックダウンの実施の有無。状況によっては回収日程の変更を迫られたが、ウーメラ地区が位置する南豪州政府がカプセルの回収事業を考慮し、取り止めに。この決断が後の速やかな回収へと前進させた。加えて、隊員たちの宿舎の提供などの協力もあった。

 市では防災協会が渡航前に回収隊に向けたAED講習を実施。コロナ禍を踏まえ、保健所もPCR検査を行うなど隊を支援した。市マスコットキャラクターのさがみんが隊に参加したことも、過酷な日々を送る隊員の癒しとなった。

 帰還報告の中で、藤本正樹宇宙科学研究所副所長は、最後にこう口にした。

 「相模原市、南豪州政府がヒーローです」

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