戻る

高津区 コラム

公開日:2026.03.20

不定期連載
市民健康の森だより
第222回 開講しました「里山保全体験教室」

  • 市民健康の森だより (写真1)

 私たちが主催する区民向け体験教室の中で最も新しく始めたのが「里山保全体験教室」です。今年は2年振り3回目の実施となり、3月12日に開講しました。里山保全は「人が手を入れることで自然を維持する」活動です。私たちの活動では草刈りや間伐、竹林整備が狭義の里山保全に該当しますが、対象はもっと広げていいでしょう。竹の繁殖を抑える為に伐った竹を竹細工や竹炭焼きに使う、健康な林を維持する為に間伐した木を材料にして森の中に階段を作る、あるいは丸太にした木にシイタケ菌を植込んでほだ木を作りシイタケ栽培を行うなども里山保全の一部と考えています。

SDGs(持続可能な開発目標)との関連も

 さらに踏み込むと、2015年に国連が国際的な目標として定めたSDGs(持続可能な開発目標)との関連です。里山保全は SDGs の理念を「地に足のついた形で実践する活動そのもの」であり、SDGs の複数の目標を同時に満たす「複合的な取組み」です。具体的には「SDGs11:住み続けられるまちづくり」の一部として「都市住民の憩いの場」「地域コミュニティの形成」などが挙げられ、「SDGs15:陸の豊かさを守ろう」の一部として「外来種対策」「在来植物の保護」「生息環境の再生」などが挙げられています。里山保全はこれらの目標を共有できます。川崎市がSDGs制定の10年以上前に7区全てに「健康の森」を指定したのは「先取りした」と言えるかもしれません。

 さて私たちの里山保全体験教室です。12日の開講日にはシイタケ菌の駒打ちを体験してもらいました。昨年11月に春日台第三京浜横の雑木林でクヌギを間伐し丸太にして乾燥させていた原木にドリルで穴を穿ち、その穴にシイタケ菌をまぶした「駒」を打ち込みます。駒を打ち込んだ原木は「ほだ木」となり時間は掛かりますがシイタケが芽を出します。教室参加者4名の皆さんは初めての体験を楽しまれたと思います。来月の教室ではふれあいの森で竹林整備を予定しています。

高津区 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

高津区 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

高津区 コラムの新着記事

高津区 コラムの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS