さがみはら南区 文化
公開日:2026.02.05
相武台団地
長野から赤いピアノ
地域の新たなシンボル
相武台団地内にある交流拠点「ユソーレ相武台」に赤いグランドピアノがやってきた。
このピアノは長野県松本市のレストラン「赤いピアノ」に置かれていたもの。元は黒色だったが、店名の通り赤く塗ったそう。同店は近隣にある信州大学の音楽サークルの溜まり場としても長年親しまれていたという。
昨年、店主の安藤汎さんは高齢を理由に、約50年続いた店の歴史に幕を下ろす際、ピアノの引き取り先を探していた。
手を挙げたのは同店の常連でサックス奏者の佐藤宏信さん。ミュージシャンで知人の竹岡茂也さんが「ピアノが欲しい」と話していたことを思い出したからだ。
竹岡さんは引き取りに「即決」だったが、置く場所に困っていた。同じ頃、竹岡さんが勤める株式会社ファイブスターがユソーレ相武台の運営を行うことになり、シンボルとして赤いピアノを設置することが決まった。安藤さんは「嫁ぎ先が決まって良かった」と安堵したという。
昨年12月に同所に運ばれたピアノ。実際に弾いた竹岡さんは「鍵盤に重みが合って良く響く」と感嘆の声を上げた。赤いピアノの噂を聞きつけ、弾きに来る近隣住民もいるという。同社の代表取締役、安西祐太さんは「ユソーレ相武台との縁ができたタイミングで出会えたピアノ。むしろ、ここに来る予定だったのかなと思った。地域のシンボルとして活用していきたい」と話した。
18日、お披露目会
赤いピアノのお披露目会である「2026年春!始まりのメロディ」と題した公演が2月18日(水)、同所(相武台団地2の3の4)で行われる。
VocalのSAKIさんが出演。ピアノの新たな歴史が刻まれる。午前10時から。入場無料。事前申込制。予約は【電話】046・200・8664。
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