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公開日:2026.05.01

水道メーター盗難 公営住宅で被害相次ぐ 狙われる空き家

  • (上)盗難被害にあった集合住宅の現場。丸で囲まれた部分にあった水道メーターが取り外されていた。(下)盗まれたメーターと同タイプのもの

    (上)盗難被害にあった集合住宅の現場。丸で囲まれた部分にあった水道メーターが取り外されていた。(下)盗まれたメーターと同タイプのもの

 全国各地で水道メーターの盗難事件が相次ぐなか、横須賀市や三浦市でも同様の被害が頻発している。特に集合住宅の空き家が狙われるケースが目立っており、両自治体は注意を呼び掛けている。

 横須賀市内では今年2月中旬に盗難が発覚して以降、これまでに被害は143個に達した。いずれも市営や県営の集合住宅で発生しており、なかでも水道メーターが一カ所にまとめて設置されている棟に集中している。同様の事件は4年前を最後に途絶えていたが、この2カ月間で急増した形だ。

 三浦市でも2月に被害が初めて発見されて以降、これまでに43個の紛失が確認された。3月以降の発生は見られないものの、水道メーターの盗難被害が市内で確認されたのは今回が初めてだという。

銅価格高騰影響か

 いずれの地域でも共通するのは、被害にあったほぼすべてが空き家であったこと。メーターが取り外されると水の供給が止まるが、住人がいないため、発覚理由のほとんどは検針員による発見がほとんどだった。

 事件の背景にあるとみられるのは、メーターの材料として使われる銅価格の高騰。横須賀市によれば1個(口径20mm)あたりの金額は2420円で、転売目的としては決して高価なものとは言えず、わずかな利益のために市民生活を妨げる行為に、市担当者は対応に苦慮している。

市も対策強化

 両市はこれまでに警察へ被害届を提出し、対応の強化を依頼。さらに、検針業務の委託先やメーター交換工事事業者へ情報を提供し、検針やメーター交換の作業時、被害確認を徹底して行うよう協力を広く呼び掛けている。

 また、被害が続く横須賀市では、集合住宅の管理者に対して住民への注意を促すよう求めている。さらに、空き家の住宅については水道メーターをあらかじめ取り外したり、盗難防止の器具を設置したりするなど対策を進めていくという。

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