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さがみはら南区 人物風土記

公開日:2026.07.23

「ふる里の民踊第66集」に収録された麻溝ごぼう音頭の保存会会長を務める 柿澤 孝枝さん 当麻在住 87歳

  • 柿澤 孝枝さん (写真1)

人集め、楽しいこと大好き

 ○…麻溝ごぼう音頭が選ばれたきっかけは監修する連盟に所属する地域の人からの推薦だった。音楽CDが制作される点に惹かれて快諾。「民踊歌手が歌っているからいい声なのよ」と笑顔を見せる。民踊の歌詞には「ごぼう」と「娘」を掛け合わせているユーモアがある。『おらが麻溝ごぼうで光る』。「よくこんな文言が出るなって」と歌詞カードを眺めながらほほ笑む。

 ○…生まれは上溝。幼い頃から踊ることが「大好き」だったという。22歳で嫁ぎ先の当麻へ。当時、盆踊りがなかったため自治会長に掛け合い開催した。「土地を借りて石拾いから。ネットも張って大変だったわ」と笑う。バイタリティに溢れる人柄。家業の卸鶏肉店で働き、3人の子育て真っ最中でも公民館へ社交ダンスを習いに行った。「家だけで終わっちゃったらつまらないじゃない」とにやり。その後始めたフォークダンスでは最盛期200人の教え子を持ったそう。

 ○…60代で農協が主催する介護資格を取得できる講習に参加した。資格を取得後は事業所への勤務や介護事業の立ち上げ責任者を任されるなど84歳まで勤め上げた。「料理を作ったり食事の手伝いをしたり。要望があれば何でも作る」。夫が畑で育てる野菜を使い料理をすることが好きだという。「お父さんが元気なのは新鮮な野菜を使って私が料理するからよって伝えているの」

 ○…当麻の無量光寺で踊念仏を立ち上げて36年。現在も会長を務めている。「女性だけで賑やかだよ。施餓鬼会(法要)は着物を着るんだ」と楽しそうに話す。銭太鼓や折り紙、料理と多趣味。「人を集めて楽しいことをするのが大好きなの」と、伸びた姿勢に明るい笑顔で人を惹きつけていく。

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