ホームタウンチーム制度 区内3クラブを初認定 市として応援体制を確立
市は1日、ノジマ相模原ライズ、三菱重工相模原ダイナボアーズ、SC相模原の3チームをホームタウンチームに認定した。市による認定は初めてのことで、今後は市を通じてのPR、交流事業が増えそうだ。
市はこれまでも各チームと連携をとってイベントなどを行ってきたが、明確な応援体制がなく、制度の必要性が挙がっていた。そこで、今年4月に『相模原市ホームタウンチーム制度』を制定。今回、条件を満たした3チームを認定した。
制度のメリットとして市は、チームを通じてスポーツをするきっかけを与えるなど、市民のスポーツ振興につなげられるほか、相模原を売り出すシティセールスの効果が期待できる。同様にチームは、市のHPや広報などで試合日程や情報を提供でき、ファンの拡大や知名度アップが望める。
市スポーツ課では「相模原のシンボルとなるチームになってほしい」と期待を寄せており、認定を受けたSC相模原の佐野裕哉選手は「ホームタウンチームとして皆さんに愛されるクラブになっていけるよう、地域活動にも力を入れていきます」とコメントしている。
今回、認定を受けた3チームにとって今年は勝負の一年となりそうだ。ライズ(アメフト)は日本一にも輝いた前身チームの解散後、残ったメンバーで結成。3部リーグから最高峰のXリーグまで進んだが、昨年はファイナルの準決勝で敗れた。チームも若返り、日本一奪取に期待がかかる。
ダイナボアーズ(ラグビー)はトップリーグ降格から4年。今年は世界の年間最優秀選手にも選ばれたシェーン・ウィリアムズ選手を獲得。悲願のトップリーグ復帰へ勝負に出る。
創設5年目のSC相模原(サッカー)も今年は勝負の年。昨年はあと一歩のところでJFL昇格を逃した。今年は木村哲昌新監督の下でJFL昇格を決めたい。
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