麻布大学(淵野辺1の17の71/浅利昌男学長)の獣医学部棟1階で来年1月30日(金)まで、学術展示16「パラサイト展究極の進化をとげた動物たち」が開催されている。入場無料。
動物を専門とする麻布大学ならではのテーマで行われている学術展。毎回、学内外から来場者が訪れ、広い意味の動物学や環境学を学ぶ機会となっている。
今回は「寄生虫」をテーマに、同大の川上泰准教授(生命・環境学部)と、平健介講師(獣医学部)が中心となり展示を企画。嫌悪感を持たれがちな寄生虫の生活を、生物学的な視点から見て、いかに優れた進化の産物であるかを解き明かす。
浅利学長は、「寄生虫学は獣医学の中でも重要で長い歴史と伝統がある。展示を通して、寄生虫の世界を学んでいただければ」と話している。
同大では来秋、「麻布大学いのちの博物館」が創設される予定。博物館の開館後は、この学術展示は博物館での開催へと移行されるという。
学術展示についての問合せおよび詳細は、同大総務部経営企画課(入試・広報)【電話】042・769・2032へ。