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多摩方面に2道路接続へ 都西部との往来活性図る

社会

公開:2016年7月14日

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接続される道路とその周辺図
接続される道路とその周辺図

 市は、JR横浜線相模原駅と橋本駅の間を南北に走る2道路を、東京多摩地域の骨格をなす2つの幹線道路にそれぞれ接続させる計画を立てている。接続が実現すれば、両駅周辺を一体的に整備する広域交流拠点「さがみはら新都心」への経由を促す重要なアクセス道になるだけでなく、東京都西部地域との経済交流活性化も期待される。

 計画されている一つは、国道16号線清新交差点を北上し宮下交差点まで続く「宮下横山台線」を、東京都調布市から境川付近まで伸びる「南多摩尾根幹線」へと接続する案。相模原と町田を走る両道路はともに周辺地域の主要道の一つであることから、地域経済活性化のために接続する必要性が認識されていた。現在、両道路間を行き来するには大きく迂回するか、狭い住宅街の道を抜けるしかない。特に住宅地の道は、抜け道のように使われることも多く、周辺地域の安全確保の観点からも整備が求められていた。

 両道路間を結んだ場合、その距離は約500m。整備を進める場合は延伸上に立地する畑や民家などの土地を、市が買い上げる必要が出てくる。市によると、接続実現に向けては今年8月中に予定される広域交流拠点の整備計画策定などを経て、着工、完成時期などが決められる見込みだ。なお、宮下横山台線は、相模総合補給廠の共同使用区域と一部返還地を東西にかけて整備される「(仮)東西道路」を通じ、相模総合補給廠の一部返還地に整備予定の「(仮)南北道路」と接続される計画もあり、「新都心」形成の主要道としても期待されている。

 そして計画されているもう一方は、国道16号南橋本1丁目交差点を北上し、東橋本2丁目交差点まで伸びる「宮上横山線」。多摩市の中心部から京王相模原線多摩境駅付近まで通じる通称「多摩ニュータウン通り」に接続される。こちらは整備に向けた動きが既に進んでおり、市は接続に必要な延伸道路約670m分の用地の内、86%を取得している。早ければ今年度中に着工し、2020年度中の完成を目標としている。

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