8月23日から28日まで米国インディアナポリスで開催される第6回「世界ジュニア水泳選手権大会」(国際水泳連盟主催)に、西橋本在住の小堀倭加さん(17)=湘南工科大学附属高校2年・相模原ドルフィンクラブ所属=が出場する。
男子15〜18歳、女子14〜17歳の水泳選手が集う世界大会で、女子は7人が日本代表に選ばれている。
小堀さんは、今年4月に行われた日本選手権で、自由形400mと1500mで2位、800mで3位と躍動。初出場の今大会では、200m・400m・800m自由形に挑む。「最終的にはジュニアの大会ではなく世界の大舞台で戦いたい。今回はその通過点。決勝進出を狙い、表彰台に上がれたら」と先々を見すえながら、意気込みを語る。
「後半追い上げ型」の小堀さん。「前半のペースを上げないと、より速いタイムは狙えない」と、大会に向け「持久力を高める練習」を意識する。
今後のさらなる上位進出のカギは「スピード不足」。そのために「体づくりをしてパワーをつけたい」と語る。4月に学年が上がり、自覚が芽生え練習に取組む姿勢も変わった。「同学年に実力者が多いので、自分たちが主力として部を引っ張らないと。辛い時も声を出して笑顔で練習です」
目下の世界大会に向け、現在は調整を続ける日々。同世代との世界最高峰のレースを経験し、その先に目指すのは、来年のパンパシフィック水泳選手権にシニアの立場で出場することだ。