地元女子サッカーチーム、ノジマステラ神奈川相模原が所属する「2018プレナスなでしこリーグ1部」が3月21日(水・祝)に開幕する。菅野将晃監督体制の7年目、「リーグでの上位進出」を目標に新たな戦いが始まる。
チーム史上初の1部挑戦となった昨季、ノジマはリーグ戦を10チーム中8位で終え、辛くも残留を決めた。一方でリーグ戦終了後に行われた皇后杯では快進撃を見せ、初の決勝進出。決勝では日テレ・ベレーザに惜しくも敗れたが、準優勝で新たな歴史を刻んだ。
迎える今季、チームは新たなスタートの年として「変革」をスローガンに掲げる。創設時からのメンバーだった尾山沙希、長澤まどか、是川友利恵の3選手が引退し、2012年のチーム立ち上げを知るのは新キャプテンに任命された吉見夏稀選手ひとりとなった。
山内渉代表は目標を「リーグ戦5位以内」とし、上位を狙うために初めて経験豊富なベテランを補強。元日本代表でリーグの最多得点記録保持者でもある大野忍選手がINAC神戸レオネッサから、手薄となっていたGKには伊賀フットボールクラブくノ一から久野吹雪選手が加入した。また新卒組では早稲田大学から松原有沙選手、神奈川大学から田中萌(めばえ)選手が加入。1月の全日本大学女子サッカー選手権大会で優勝を争った両名には「ノジマは毎年、新人が活躍するチーム」と菅野監督も期待を寄せる。
リーグ初戦は敵地で浦和レッドダイヤモンズレディースと対戦し、25日(日)のホーム開幕戦にはマイナビベガルタ仙台レディースを迎える。菅野監督は開幕に向け「これまで通り全員守備・全員攻撃でボールをつないでいく。自分たちのサッカーを追求しながら結果にもこだわり、応援してくれている皆さんに勝利を届けたい」と意気込んでいる。
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