ミスコンテスト(ミスコン)で世界的な規模を誇る「ミス・ワールド」。その日本代表を決める「ミス・ワールドジャパン2018」のファイナリストに、三ケ木在住の高橋英礼奈(えれな)さん(20)=慶応義塾大学2年=が選ばれている。8月28日(火)に行われる日本大会に向けて約1カ月半、様々な研修を行ってきた高橋さん。「非常に貴重な経験が出来ました。この経験を今後の人生に生かしていきたい」と話す。
「ミス・ワールド」は1951年以来、68年にわたり毎年開催されており、世界3大ミスコンと称される中で最も歴史が長く、参加国数最多を誇る格式もあるイベントだ。スローガンを「目的のある美」として、美貌の他に知性や個性も選考の基準となる。昨年は世界約130カ国が出場している。
高橋さんは、その日本代表を決める今回のコンテストに「美にあまり興味がなかった自分を変えたかった」と初参加。7210人の応募の中からファイナリストの30人に選ばれた。
選考過程では、書類審査を通過後、10分間の自己PRでは、自身の住む相模原の観光スポットや食などを簡潔にまとめて紹介。加えて、リニアや自然と都市が調和する可能性についてプレゼンした。「正直、選ばれるとは思っていなかったけれど、大好きな相模原をありのままに説明できたことが良かったのかも」と心境を語る。
市観光親善大使も
高橋さんは「行動する女性」をモットーにするバイタリティ溢れる女性。高校1年生の時に、アフリカに短期留学し、貧困の現状を知った。JCハイスクール議会では、子どもの貧困問題に取り組み、その経験から県の子どもの貧困対策会議の行政委員を現役高校生として務めた。慶応義塾大学進学後は、脳科学を専攻。昨年、今年と相模原市観光親善大使にも選ばれている。
ファイナリストに選出された後は、英語・スポーツ・モデル審査や企業セミナーへの参加、海上自衛隊横須賀教育隊での訓練など、約1カ月半の研修を経てきた。
高橋さんは、8月28日にANAインターコンチネンタル東京(東京都港区)で行われる日本代表が選ばれる日本大会に臨む。「この1カ月間、貴重な経験をさせて頂きました。どのような結果になってもこの経験を将来に生かしていきたい」と高橋さんは話した。
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