さがみはら緑区版 掲載号:2018年10月11日号
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プロボクサー中谷潤人さん 日本チャンピオンに王手 判定で挑戦者決定戦制す

スポーツ

試合に勝ち右手を上げる中谷選手=6日、後楽園ホール
試合に勝ち右手を上げる中谷選手=6日、後楽園ホール
 大島在住のプロボクサーで、日本フライ級1位の中谷潤人選手(20)=M.Tボクシングジム所属=が10月6日、後楽園ホールで行われた同級王座挑戦者決定戦で、同級2位の小坂駿選手に判定で勝利し、日本タイトルへの挑戦権を獲得した。

 中谷選手は、デビューから無傷の16勝(12KO)と連勝街道をひた走るボクシング界期待のサウスポー。今後、世界を狙っていくうえで日本、東洋太平洋などの地域タイトルが必要となるため、この試合を「通過点」とし、しっかり勝って日本タイトル戦へ弾みをつけるために準備を重ねてきた。

 対する小坂選手は東洋太平洋タイトルマッチに挑戦した経験もある関西の雄。中谷選手は「中間距離でプレッシャーをかけ相手を下がらせるイメージ」で試合に臨んだ。

 序盤から細かくジャブを当て、優勢に試合を進める中谷選手。しかし、防御を固めながら前に出る小坂選手になかなか決定打となるパンチを繰り出せず、ラウンドを重ねる。迎えた第7ラウンド。中谷選手得意の左ストレートが相手の顔面を捉えてついにダウンを奪い、その後も攻勢を強めた中谷選手はKO勝ちこそ逃したものの、3対0で判定勝ちし17連勝を飾った。

 中谷選手は試合後、開口一番「反省が多かった」と振り返り、「一発を狙いすぎた。手数が足りず、コンビネーションを繋げられなかった」と課題を口にしながらも、「(次代の)第57代日本フライ級王者になる覚悟はできている。しっかり練習します」と力強く宣言した。

 今後は、11月にIBF世界王者の挑戦者決定戦に挑む現日本王者の黒田雅之選手の動向を見ながら調整を進めていく。

7ラウンド、左ストレートでダウンを奪う中谷選手(左)
7ラウンド、左ストレートでダウンを奪う中谷選手(左)

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