鎌倉 文化
公開日:2026.03.06
表装作家橋本さん
「和綴じ本の魅力を一緒に」
4月から、銀の鈴社でワークショップ
本に穴を開け、ひもや糸で紙を綴じる日本古来の製本技術「和綴じ本」。和紙独特の質感や温もり、美しいデザインが親しまれ、現代でも御朱印帳や俳句集として利用する愛好家も多い。
この和綴じ本の作り方を学ぶワークショップが、4月から銀の鈴社(佐助1の18の21)で予定されており、現在受講生を募集中だ。講師を務めるのは、表装作家で日本表装研究会講師の橋本幸子(ゆきこ)さん(73)。日本橋の小津和紙店で講座を担当するほか、NHKの人気番組「趣味どきっ!」にも出演するなど普及に努めている専門家。
贈り物としても注目
明治初期に西洋式の製本技術が日本に広まって以降、利用される機会が減り、下火になっていった和綴じ本。それでも、日本らしい美しさや風合いが贈り物としても注目され、大切な人に届ける画集、レシピ帳、子どもへの遺言書などに利用する人も増えているという。NHK大河ドラマに登場したことも後押しになっているようだ。橋本さんは「お手持ちのハンカチを表紙にすることで、あなただけのオリジナルの本を自由に作れるのが魅力。洋本の時代だからこそ、味わい深い和綴じ本に改めて触れてみませんか」と参加を呼び掛けている。
銀の鈴社会長で野の花画家として活躍する阿見みどりさん(88)との縁で昨年初めて開催し、好評だったことから今年も企画されたワークショップ。今回は綴じ方の種類などが学べる全4回(4月16日、5月21日、6月18日、7月16日)で予定されている。各回先着10人。参加費は1回5千円(材料費込)。
申込み・問合せは、銀の鈴社【電話】0467・61・1930へ。
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