相模原北警察署(八木秀夫署長)の剣道選抜チームが、10月31日に県警察学校(横浜市)で行われた「平成30年度神奈川県警察慰霊祭柔道剣道大会」で初優勝を飾った。
県内54署を規模によって18署ずつ分け、トーナメントで各組の頂点を競う大会。試合は7人戦で、勝利数で勝敗が決まる。
警察署対抗B組に出場した同署は浦賀署、磯子署を撃破。7人目までもつれた港南署との準々決勝で小林雄太さんの気合いの面がチームの勝利を呼び込むと、続く高津署には圧勝。勢いそのままに迎えた藤沢北署との決勝では大会出場最年長の栗原弘幸さんが2本勝ちで勝利を決め、2006年の設立以来、柔剣道を通じて初めて優勝旗を相模原北署に持ち帰った。
同署の剣道教師を務める松本賢一郎監督は「最初から優勝を目標に臨み重圧があったと思うが、選手は厳しい稽古に耐えて最高の結果を出してくれた」と喜んだ。八木署長は「安全安心の拠りどころである警察署に強い署員がいるということを、地域の方に向けて体現できたと思う」と話した。